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7月14日:できる限りノロノロと…

いろいろ厄介なトラブルを抱えていたけど、なんとか処理が終わったっぽい。
2019年も半分以上終わって今年最初の笛つくり()。

ようやくの笛作り
今年最初の笛つくり



去年は160本つくって11月から作業を休んだので8ヶ月のブランク…
守山の笛つくりは作業が複雑‼️
複雑すぎて感覚を取り戻すのがムズカシイのだ。
 ①まず竹を徹底的に計測 吹口の位置を計算して笛のキーを決める
  (最初の笛は少し太めの7孔B管になった)
 ②竹の両端を切って内部をクリーニング ピカピカ光るまで磨く
  (今年から表面を削ってフェルトバフで磨いてみた)
 ③丸棒を削って反射板を整形
  (この作業が一番キツイ)
 ④吹口を整形して
 ⑤指穴をあければ完成


少しでも判断ミスをすると誤差が出る。
工具や手順を確認しながらできる限りノロノロと…
6つの指穴のうち4つまであけて「終了」。


今日はここまで
今日はここまで




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4月12日:和歌山市の竹の油抜き

今日は曇りのち晴れ。雨の心配がないので和歌山市で採ったメダケの油抜きを決行。

竹の油抜き
和歌山市のメダケを油抜き


朝からバタバタと七輪炭火を用意。使用する炭は火力の強いオガ備長炭
一節ごとにこがさないように注意しながらあぶっていきます。

クリーニングした段階で…
①細すぎる節
②太くて短い節
③反りのおおきい節
④傷のある節
⑤断面が丸くない節

を捨てたので長さはバラバラ。
1節だけの竹2節の竹(写真)、3節の竹4節の竹で束にしています。

順調に進んで昼食はカップ焼きそば+レンジでたっぷりの温野菜(春キャベツ)

3時半の時点で残り3節×2束4節×1束
こりゃぁ5時過ぎにおわるかな)」
でも炭火を片付けたら6時ちょうどじゃん()。
(いつも見通しが甘いのが守山流?)


今日あぶったメダケは来年以降の笛材料。
まだ千葉の竹が山ほど残っていてクリーニングと笛にならない節を処分して油抜きかぁ…

仕事的には四天王の一人一番弱いヤツ)をやっつけた感じ。


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3月29日:お客様と笛話

大阪府交野市の星田神社龍笛を吹かれている山口聡さんが訪ねてこられました。
山口さん守口雅楽会所属。「浪速神楽」の楽士さん。
ずっと星田神社に奉職されていたのですが、この春から大鳥大社に移動されたそうです。

去年の春イタドリの龍笛「龍パチ」を「1本できたら差し上げます」と約束。
完成した3本をご自宅にお届けして、残りの返却にと足を運んでいただきました。
毎日バタバタと仕事に追われていると、たまにお客様と笛話をするのが心地いいデス。

来客」があるときは朝から居間の掃除!!
きちんとした「越天楽」のおさらいに天理教道友社さんのDVDを再生しながらの片付け。

楽士の山口聡さん 
星田神社で龍笛を吹く山口さん




守山ドレミ音階の横笛製作者なので「和楽器」は専門外。
龍笛篳篥をつくるのも販売目的ではなく「越天楽」が吹きたいだけの「趣味」の範疇。研究半分・面白半分といっても「良いもの」をつくりたいので経験者の評価はありがたいです。
山口さん奥さん篳篥を吹かれるというのでAWAYAさんにつくったパチリキの残りも送って吹いていただきました()。



完成したイタドリの龍笛 
山口さんが選んだのは上から3本目


イタドリの龍笛は去年暮れに7本つくって音程のしっかりしたものが4本。
山口さんが選ばれたのは上から3本目(ちょっと予想外)。
カンの音が気持ちいい」というのが選考基準。

守山の印象では龍笛は「ロク」「カン」の音色が決まりにくく神経を使います。
越天楽」も「カン」が気持ちのいい音色にならないと「ガッカリ」です。


ちゃんと吹いてくれたんだなぁ」と「選考基準」に感激。


パチリキを吹いてくれた奥さんの感想は…
筒音がちょっと高い」「指穴の間隔が狭くて演奏しにくい」とのことでした。
プラ管リコーダーの吹口をつけて調律した()ので「筒音」を静かに吹きすぎた
②材料の内径で指穴の位置が変化するので、一番下の指穴が「ぶっつけ本番」だった
ということが原因。
AWAYAさんからも「筒音が低い方がいい」と言われているので次作では工夫したいです。

奥さんから手作りの「」をいただきました()。
篳篥天理教道友社さんのDVDで勉強しなくちゃ!!

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3月19日:メダケのクリーニング

千葉から仕入れたメダケを台所裏に片付けたら11月に和歌山で切ったがいい色に。
油抜き(炭火であぶる)の準備をしたほうがよさそう。

竹のを取ってクリーニング
真鍮のスチールウールで汚れを落してウェットティッシュで拭取っていきます。
この段階で笛にならない節を廃棄
吹口部分の太さが18ミリ以下のもの。太すぎるもの。反りのあるもの…
厳密に選ぶと一束100節(4節×25本)が40節に。
4束あるので、このくらいでちょうどいい感じ。


磨き終わった竹 
和歌山市で切った竹100節(左)がクリーニングで40節に(右)



竹のクリーニングアフター 
ビフォー・アフター




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3月14日:千葉から竹が届く

千葉県の竹屋さんから笛材料の竹が届いた。3m50㎝?が100本!!
去年は3月28日だったので「月末ころだろう」と油断していたらこんなに早く?

ようやく確定深刻がおわったばかり。
一日休んで「ふらっと山歩きでも…」と期待していたのに
いそいで半分に切らないと晩飯も食えない()。

今年も千葉から竹を入荷 
千葉から届いた笛用のメダケ



ずっと「3年目の竹を」とお願いしていたけど擦り傷だらけで9割を廃棄していた。
守山が千葉まで行って切ってきた竹で実験してみると2年目の竹でもトラブルはない。
そこで今年から「2年目の竹を」とお願いしていたのだ。

送られてきた竹をみると傷の少ない美しい竹ばかり…
感激!!


平均で7節あったところを根元の1節は笛にならないので廃棄
のこりを3節×2本に切った。

とりあえず切り終わった竹 
切り終わった竹(笛にならない部分は廃棄)



計算上600節。ここから反りのあるものを処分しても400〜500節は使えそう。
3節で150㎝以上あるということは1節が50㎝以上あるということ!!
フルート調律の笛「」のG管量産の目処がたったゾ。



来年の笛つくりはこれで安泰)。
(これからクリーニング油抜きしなきゃダメだけどネ)




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プロフィール

守山 鷲声

Author:守山 鷲声
1958年秋田市生まれ
「石笛仙人」で動画配信中
「さすらいの越天楽吹き」
最近毎朝二日酔い…

笛馬鹿歴25年!!の
「ドレミ音階」の横笛作家
1300本作りました(笑)
いい笛をたくさん作って
悲しみ多きこの世界に
美しい音色を広げたいです
今年は少しスローペース?
めざせ月に2日の固定休!!

愛読書「口語訳古事記」
「梁塵秘抄」もなんとか読破
浮世絵(復刻)収集が楽しみ

笛の起源・クマバチ飼育・
縄文遺跡・山彦など研究

苦手なもの
電話・目薬・ラベンダー

還暦すぎて体はガタガタ
毎月の薬代>酒代なのが涙

お問い合わせは下のリンク
「笛の店 谺堂」から
メールでお願いいたします

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