6月24日:果てしない旅の終り

6月20日:G−108 (6孔)3オクターブ目「ファ」まで
  23日:G#−35(7孔)3オクターブ目「」まで
  24日:
A−153
  (6孔)3オクターブ目「」まで
すべて誤差のない笛になった。高音域性能もバッチリ!!
10年以上「つくりたい」「つくりたい」と思っていた笛が3本連続で完成。
ど〜やら「誤差のない笛をつくる理論」は完成した様子。

笛をつくりはじめてから23年。1200本かかって果てしない研究の旅が終わった。
(嫁さんと酒盛りしよ〜と思ったけど当直でおらへんやん)

とりあえず「」は祝ってくれたっぽい。みごとな環天頂アークがでた。


環天頂アーク20180624 
慶雲!!
ゆっくり空をながめるのも今年初めて。




写真を撮っていてムチャクチャ蚊にさされた!! 晩飯は和歌山駅近くの食堂。「シンゴジラ」観ながら竹をあぶって、日付けが変わる直前に安ワインで一人酒盛り。なんか幸せ感は薄いぞ。も〜すぐW杯セネガル戦かぁ… 明日嫁さんが帰ってきたら焼肉だな!!





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6月21日:須田郡司さんの講演と「ウズメの舞」

巨石ハンター須田郡司さん(スライド&トーク)「日本の根っこ〜島根の巨石文化
が夏至のイベントとして安楽寺でおこなわれました(主催:岡田路世さん)。

守山も3年目の参加。今年は日本舞踊の加藤妙子さんと「ウズメの舞」を共演。
楽しい1日になりました。

ウズメの面と石笛「海皇」 
「ウズメの舞」の樹皮の面と石笛「海皇」
楽しい巨石のお話をしていただいた須田郡司さん
素敵なオードブルをつくっていただいた樋口加代子さん
おいしい岩茶を出していただいた岩茶房さん
かわいい鉱物盆栽を展示された田中美穂植物店さん
足をはこんでいただいたお客様!!

そしてなにより主催者の岡田路世さん!!!

ありがとうございました。




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テーマ : 芸術・心・癒し
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6月20日:ボーリングならパーフェクト?

明日21日(木)は京都の安楽寺で石笛演奏
前日の今日は笛つくりを休んで練習にあてようかとも考えたケド、午前中に完成できれば月末のスケジュールが楽に。
そう思って昨日ワールドカップ:日本×コロンビア戦の間に吹口の成形を途中まですすめておいた(これで午前中には完成するはず)。

ところが早朝の豪雨と暴風!!
夜勤明けの嫁さんを職場まで迎えにいくことにして家を出たら隣家(空家)のハゼノキが…


突風で倒れたハゼノキ 
暴風で倒れたハゼノキ(反対側に電柱があるので軽しか通れない)


隣家(引っ越し先)とも連絡がとれず、自治会長さんに連絡。
嫁さんを迎えにいって午前中は吹口を完成させたところまで。


昼から指穴をあけた。全く誤差のない「ホームラン」になりそう(緊張が走る!!)。
途中で「ピンポ〜ン」。自治会の役員さんが様子を見にきてくれた。

雨の中「邪魔やから今切ろか?」「ノコギリ貸して?」「切るんやったら守山が…
切りましたがなズブ濡れで。
(守山は雨がやむのをまって切るつもりだった)
ハゼはかぶれる場合があるので長袖ゴム手袋。濡れた服を着替えて笛つくり再開。


結局笛はいつもと同じ17時半に完成。石笛の練習も荷物の準備も手つかず。


でも最高の笛になってくれた。
3オクターブ目まで誤差がなく鳴り響く6孔のG−108だ!!

しかも2オクターブ目後半が高くなって反射板(栓)を押し込むこともできた!!
谺堂ではこの20年間、誤差がなく反射板を吹口から離した笛を完成目標にしてきた。
そういう笛は「場外ホームラン!!!」と呼んでいる。

この笛は音色がすばらしく、しかも3オクターブ目の「ファ」まで演奏できそう。
守山の演奏用の笛3オクターブ目の「レ」までしか使えない。これまで何本か「ファ」まで出る笛を完成させたけど、音色が「お行儀良すぎて」ぜんぜん物足りなかった。
でも、やっぱり演奏している笛で3オクターブ目の性能も自慢したいじゃないか!!


ず〜〜っと(10年以上?)「つくりたい」「つくりたい」と夢見てきた笛が目の前に?


G管で場外ホームラン 
完成した「場外ホームラン」G−108(上は琉球民謡のB−200)


でも…
むちゃくちゃ疲れたっす…

2日間バタバタしていて、ずっと緊張しっぱなし!!
(たとえるならボーリングのパーフェクトを出すみたい…)

ただハゼノキを気にしながら指穴を削ったので「ソ」の指穴が下にずれてしまった。
(それさえなければ完璧!!)


晩飯は隣町(岩出市)の京都王将
これから風呂はいって石笛の練習…
(明日は京都へ行くので6時起き)







6月17日:琉球民謡の笛「有終の美」?

誤差のない完璧なドレミ音階」をめざして毎日笛をつくっています。

竹の笛で「完璧なドレミ音階」をめざすのはゴルフでホールインワンをめざすくらい偶然頼みなのかもしれない。
けれど守山は(ある程度選別した竹なら)材料にかかわらず「完璧なドレミ音階」にする「技術」があると確信しています。

その「技術」を完成させてプロの演奏家が喜ぶレベルの笛を安価で量産したいし…
和音階を蔑んだり「日本の笛はいいかげん」とかいう自称音楽家(音学家)を何人もみてきたので、いま篠笛を製作している次世代の腕のいい職人さんにも「完璧なドレミ音階」の笛を自在につくれるように「技術」を伝承したいと考えています。
(まず守山が生活デキルよ〜になってからね…)

その「技術」もあと一歩?

笛の完成度を野球でたとえると
①演奏上誤差がなくても計測すると誤差がある笛は…     「フェンス直撃」
②厳密な計測でも誤差がない笛は…             「ホームラン!!」
③さらに「吹口の栓(反射板)」を押し込める笛は…     「場外ホームラン!!!」


守山は全打席ホームランを狙っているのでオールスターの「ホームラン競争」と同じ。
このところ3打席連続「フェンス直撃」(悔しくて夜も寝られない?)。
今日つくったB−2000.3㎜だけ栓を押し込むことができた!!
 わずか0.3㎜でも技術的には革命的。

久々の「場外ホームラン!!!」



去年1年かけて琉球民謡演奏家さんと共同開発した琉球民謡の伴奏笛「」。
年間目標100本のうち63本完成したので、ずっと在庫薄だったけど落ち着きそう。

」の製作は秋までお休み。今年上半期の「有終の美」?


B−200 
完成したB−200


ちなみにチューナーは…
吹口の位置の微調整:BOSS  TU-12BW (感度が甘くて針がぶれない)
指穴の調律    :SEIKO  ST777  
 (1セント単位の調律ができる)
演奏時の誤差確認 :KORG  OT-120  (ドンピシャが見やすい)

と使い分けてます。

岡野弘幹さんの写真と笛吹神社の御札もあるよ(笑)。


ちなみに午前中は4月につくった笛の塗装。


日陰で塗装 
直射日光があたらないように陰をつくってます(守山は汗ダラダラ)






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6月14日:鉄より、硬い。(?)

今年70本目の笛が完成。琉球民謡の伴奏用「」のB−197。オソロシク硬い竹だった。
「鉄より、硬い。」


鉄竹 
アートナイフの刃先が折れまくったB−197

横笛は吹口と指穴で8つ穴があるけど、穴をあけようとアートナイフの刃先を差しこんだだけで折れてしまう。8つの穴で折れなかったのは「」の指穴だけ!?
 」の指穴なんて、穴が貫通するまでに刃先が2本折れた!!!?
細心の注意を払って…折れる(心も折れる)。

刃先の折れたナイフで作業を続けると、竹を傷つけたり指先を切ったりする。
よく響くようにと加熱しすぎた守山が悪いのだが、水泳の選手が50mプールを息継ぎなしで泳ぐよう…
慣れたこととはいえ、ぜんぜん楽しくないしツライだけ!!


誤差のない吹口位置」の予想は管頭(端)から49.5㎜。成形した吹口の位置は49.5㎜
黄色い紙リボンにつけた指穴位置も予想通り(写真)。
演奏ではまったく誤差が出ないし、3オクターブ「」まで正確に出るオバケ笛

でも厳密な計測でわずかに誤差が出た(2オクターブ目後半で最大8セント程度)。
理論上完璧な仕事をして誤差が出るのは、理論がまだ不完全というコト。
1オクターブ目「ファ」「」「」「」を「低めに調律する琉球民謡の笛」も一因。
だけどやっぱり悔しいっす。

フェンス上段直撃!! あと一歩でホームラン?
(まぁ3オク「」まで使えるのは嬉しい)


B管はあと3本で通算200本!!
B−200で琉球民謡の笛は一休み。年間製作目標100本のうち今日でちょうど60本


これから守山好みの太くて大音量の笛を量産したいです。
(琉球民謡の笛は「鳴り」を抑えるのがツライ)

目標とする年間200本まであと130本。






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6月11日:ご存命のうちに…

日本の古楽器の研究書「阿弗利加から旅して来た日本の楽器たち」を執筆された及川尊雄さんが亡くなられました。
5月18日に亡くなられて29日の朝刊で訃報を知りました。

3月に新聞の書評をみて即購入。古楽器に関する豊富な知識と愛情あふれる読み応えのある本でした。
ぜひお会いして楽器(笛)について情報を交換してクマバチの巣穴や「ひょん」をコレクションに加えていただこうと楽しみにしていたのですが、残念です。


日本の楽器たち 
3月に購入した著書(まさか5月に亡くなられるとは…)


守山は休みをとって東京へ行くなんて「夢のまた夢」。
それでも去年の10月は思い切って東北への「還暦直前旅行」。
還暦になった今年は「イタリアに行こう!!」などと途方もないことを…
早々に諦めて「んじゃ及川さんとこ」と今秋か来年春には及川さんを訪ねたいと思っていました。

その時には群馬の「石笛倶楽部」会員さんを関東の石笛産地へ案内するつもりで「いつかご一緒しましょう」とメールしていたのですが…


いつかゆっくり話をしたいと思っていた
篠笛に関する研究サイト「篠笛ManiaX」運営者の岩茸さん、熱心に横笛を製作・研究していた「たぬ笛」の田貫さん?もHPやブログの更新が何年もストップ。たまにネットで検索をかけても消息はとだえたまま…
(お元気でしたらメールくださいね)


会いたい人とは、無理にでも時間をつくって会っておかないと…








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6月01日:ホタル観察会スタート

近所の川でホタル観察会スタート。
和歌山に引っ越してきてすぐホタルが乱舞している川を発見。幼稚園の同級生たちを連れていったのがはじまり。その後チラシを小学校に届けて大勢が楽しむようになった。
もう20年以上、守山一人で運営しています。

案内している責任上、事故のないように毎晩川べりに立っている。誰もいないときに笛を吹くのが楽しみ。

今年は5月31日(木)〜6月10日(日)まで。雨が降らない限り毎晩20時〜21時30分。
場所は和歌山市北別所。阪和線の北にある障害児童通園施設こじか園の前。
阪和線下のガードは大型車両通行不可。紀伊駅方向から駅に近い踏切を越えて薬師寺霊園の手前を右折するとこじか園に出る道がある(相当わかりにくい)。
右折しそこなうと夜の墓場をさまようことに…()。
松林寺というお寺の手前を右折。川の名前は七瀬川(興味のある方はメールを)。

6月4日現在50頭。活発に飛んでくれるので見応えは充分。ピークは10日ころ?
 100頭くらいにはなりそう。

運が良ければ?守山の笛も。


ホタル観察会 
ホタルが乱舞する川(写真は去年のもの)

もちろん昼間は笛つくり。雨が降らないかぎり毎晩(酒が飲めないのがツライ)。
毎日ホタルの数をカウント。去年は13年間のデータを和歌山大学に報告させていただいた。

昔は期限を決めないでずっと立っていたけど、10年ほど前からアートピクニックの日程と重なって観察会に行けない日が出てきたので期限を決めて。
今年はアートピクニックはないけど、まぁ一応10日まで。

地元が校区の山口小学校と守山の近所の方。今年はクマバチ巣穴でお世話になった川永団地の自治会長さんにもチラシを持っていきました。

笛の演奏は懐中電灯を持った子どもが走り回っているときは絶対にヤラナイ
大人が静かにホタルを見ている時に。
演奏する曲目でホタルが乱舞することも。

蛍の光」は高確率で!!
今年はなぜか「川の流れのように」がサビの部分で乱舞します。
もちろん「越天楽」も吹きます!!



日々の報告は続きで…
 



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テーマ : 博物学・自然・生き物
ジャンル : 学問・文化・芸術

プロフィール

守山 鷲声

Author:守山 鷲声
笛仙人・石笛仙人
かつて「ヤッホーおじさん」
今「さすらいの越天楽吹き」

「ドレミ音階」の横笛作家
人気の笛がずっと在庫薄で
週に7日間笛を作っています
年中無休の零細製造業
6日で7本作ると1日休み
貴重な休みは神社で越天楽?

愛読書「口語訳古事記」
浮世絵(復刻)収集が楽しみ
読み切りで漫画家デビュー
(デビューしただけ)

笛の起源・クマバチ飼育・
縄文遺跡・山彦など研究

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