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10月14日:上山剛平さんのグループ展

 海南市の上山剛平さんからグループ展のお誘い。
2日前から笛つくりを前倒し。なんとか1時間半の時間をつくって顔を出してきました。
会場は旧下津町の海南市民交流センター。車で往復1時間。30分は話ができるハズ。

上山さん二上山のサヌカイトで石器をつくる作家(なのか?)さん。
守山が縄文遺跡を歩いていることで知り合った。じつは長年女性の肖像画も描いている。
(守山は上山さんの描く肖像画は好き)

今回のグループ展は人体デッサンをはじめた栄川誠さん南出亨男さんとで「丹青会」という絵画サークルを結成しての作品展(3回目)。

初回は「ヌードクロッキー」も展示していて嬉しかったケド「公の施設でケシカラン!!」とお叱りをうけて2回目からは着衣ポーズの展示のみ(残念)。

上山さん絵画展2018 
守山より顔がデカイ上山さん(背景は上山さんの作品)


朝なんとか時間をつくろうと吹口を削っていると天の声華集をみせてアゲナサイ」。
そ〜いやそ〜だ


文政五年(1822)に描かれた「華集(作者不明)」は素晴らしい写生集。守山コレクション秘蔵の品。
おそらく円山応挙(1733〜95)の弟子?くらいの京都四条派の絵師の肉筆写生帖

写生」という言葉は応挙の造語とか。
現在は「スケッチ」と同一視されているけど本来の意味は「紙に生命を写す」こと。
余計な感情を排して目に映る「生命」をただ紙に載せていく。崇高な無私無我の行為
(守山の個人的な解釈だけど)

応挙の理想とした「写生」を正しく理解した絵師は少ない。
多くは「模倣」ととらえて「生命」を感じさせない墨線になってしまう。

華集」は数少ない「写生」の記録。
その墨線には無私無我の境地ながら絵師の魂までもが生き生きと描かれている。


安政五年華集表紙 
貴重な肉筆写生帖(某古書店で3500円)


安政五年華集内容 
細い筆で一気に描かれた見事な描線


生の描線」にふれると絵師の「呼吸」まで共有できそうな存在感です。
消え入りそうなかすかな描線から太い線まで、すばやく一気に描かれていて絵を描くものなら何時間でも見ていられます。
これが本当の「写生」。


上山さん栄川さん?も、友情出品されていたベテランの平林義男さんも1枚1枚なぞるように見ながら…
こんな線描けるか?
見てるだけで勉強になる」と感嘆。
みなさん驚いて、とても喜んでくれました。


30分でおいとま」する予定の守山も話が弾んで気がついたら2時間オーバーの1時半!?
あわてて帰りのコンビニで卵サンドカレーパンの昼食。
夜中まで「残業」して笛を完成(休日にはカウントされない)。

でも喜んでもらえてよかったです。
上山さ〜ん。楽しかったです。





テーマ : 芸術・心・癒し
ジャンル : 学問・文化・芸術

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プロフィール

守山 鷲声

Author:守山 鷲声
1958年秋田市生まれ
笛仙人・石笛仙人
かつて「ヤッホーおじさん」
今「さすらいの越天楽吹き」

「ドレミ音階」の横笛作家
笛の製作に時間がかかって
月産20本が困難に…
ちょっとペースダウン
作った横笛1300本越え
今年作った横笛:160本

愛読書「口語訳古事記」
浮世絵(復刻)収集が楽しみ
読み切りで漫画家デビュー
(デビューしただけ)

笛の起源・クマバチ飼育・
縄文遺跡・山彦など研究

苦手なもの
電話・目薬・ラベンダー

乱視・老眼・白内障
腰痛・腱鞘炎・肋間神経痛…
食卓の上は薬でいっぱい

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