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1月31日:「石笛倶楽部」の旅Part2(平日コース)

石笛倶楽部」の一人旅。2日目。
午前中は降らないかとおもったけど朝から霧雨。傘はいらないくらい。
せっかくなので笛を吹こう」と音響のいい大谷湿田へ。
大谷湿田は大昔、川が蛇行して流れていた場所。川の流れがかわって湿田になりました。
四方を山に囲まれているので音響バツグン。今日は雨なので音響40%減残念)。


幻想的な大谷湿田 
かすみがかかって幻想的な大谷湿田



まったくの無風状態で枯れススキも動かない。気温も12月ほど冷え込んでいない。
(12月は笛が結露して演奏が大変でした)
石笛海皇」と龍パチで「越天楽(略式)」を気持ちよく奉納。


なんとか天気がもちそうなので12月に探さなかった東雨(あずまめ)海岸へ。
バス停「東雨」、ダイビングショップオレンジハウスの目の前の海岸。
狭い海岸ながら石笛は多く、がんばって探せば30〜40個ほどみつかります。
泥岩に化石があると石灰分が染み出して丸くて硬いノジュールという石になります。
ノジュールの石笛がみつかるのも東雨海岸の特徴。
時々「何じゃこりゃ!?」という変な石笛が出るので楽しみ。

去年の台風21号で石が動いてから誰も探していないようで石笛がたくさん()。
30個ほどみつけて「持ち帰り候補」は9つ(写真)。
貫通孔ラッティングコールできる石笛が3つも!!
まさに「何じゃこりゃ!?


持ち帰り候補 
東雨海岸の石笛(オレンジ色があるとインスタ映えするネ)



左端の3つがラッティングコールできる貫通孔の石笛。全部イシマテガイの穴。
オレンジ色の石笛は狭い貫通孔と閉鎖孔の2孔。傷一つないいい形いい色
その下の白い石笛はノジュールっぽい固い石。交差する2つの穴が融合した変則貫通孔
ノジュールなので傷は大丈夫かな?
左端の黒い石笛も隣接する穴とのあいだに穴があいている変則貫通孔
ちょっとヒビがあって「プレゼント用」。

変則貫通孔の石笛は指穴を閉じるのに「変な持ち方」をしないと操作できない。
面白いけど面倒くさい石笛です(上級者向け)。
でも傷のない貫通孔の石笛を2個見つけたので満足満足




傘をさしたりたたんだり…
まだすこし探せそうだったので東雨海岸の東側の海岸に足をのばしてみた。
この海岸は昔から白いサンゴがたくさん打ち上げられている。
石笛はあまりなくて10個みつかればいいほう。なので10年くらい歩いていない。
ときおり雨粒が落ちてきて時間をかけられない。直感を信じて「ありそうなところ」を。

ありましたがな!!貫通孔のムチャクチャいい石笛が!!

雨が降ると… 
雨が落ちてくると普通の石が「石笛」に見える(下は本物の石笛)
(長年緑色の石笛を探しているけど無い…)



青灰色貫通孔美しい石笛(右)と見た目は悪いものの同じく貫通孔の石笛(左)。
どちらも持ちやすくてラッティングコールもバッチリ!!
カモメガイの穴で吹口のサイズがちょうどいい!!


ところが困ったことに!!
「旅」の「お約束」は「1カ所の海岸で持ち帰るのは1個か2個まで!!」。
さっき見つけた①オレンジ色と②ノジュールの貫通孔。いまみつけた③青灰色の石笛で3個になってしまう!!
誰も見ていないからって主催者の守山が「約束」を守らないのも良心が傷む。
だいたい「笛吹き」が「」をかくとロクなことがない(と信じている)。
ここは信念を貫き通して(貫通孔だけに)1個置いて帰ることにした。
(ぶっちゃけブログに載せなければ何個でも持って帰れるケドね)

悩みに悩んで脱落したのはオレンジ色
 ・穴が細すぎて音色が弱い印象
 ・石もやわらかすぎて「眠たい音色」
 ・貫通孔を全開するのに「日本刀で兜を割るような」鋭い息の「圧」が必要
 ・しかも全開すると「ホヒーッ」とロバの鳴くような音(これは使えない)
 ・音域もせまくて遊びにくい

 ・もう片方の閉じた穴はいい音色だけど、そういう石笛ならたくさんある


「東雨」バス停目の前の海岸。階段を下りたところに置いているので欲しい方はぜひ。


東雨と東側の海岸では
守山の「持ち帰り用」が貫通孔の石笛2つ。「プレゼント用」が7つ。
今回は希望したとおりに貫通孔の状態のいい石笛をたくさんみつけることができました。
だいたい「ヒビのはいった貫通孔」を2個みつけたら「上出来」。
全部で8個ありました。藤白神社の初詣で「大吉」引いただけのことはありました。



昼前に串本をたち、夕方帰宅して塗装がおわった笛のデータを計測。
これでようやく年末までに予定していた仕事が片付いた。
(ちょうど1ヶ月遅れ)

持ち帰った石笛は付着物をクリーニング。データを取って後日ブログで紹介します。
お楽しみに。










2日間の「旅」で持ち帰った石笛を紹介します。

●1日目

2019.01.30:持ち帰り石笛 

左端4個が貫通孔の石笛。これは貴重!!
守山用」は左下の黒い貫通孔の石笛。残り14個はヒビがあって「プレゼント用」。
石笛倶楽部」の新規会員さんや知り合った神社関係の方に。
そうそう!! 明石のN島さんにもプレゼント!!
肌色の石笛が多いのはN島さんを意識して。
この石の石笛には「明るい満月のような音色」が多いのです。選ぶのが楽しみ!!



●2日目

2019.01.31:持ち帰り石笛 
左端3個と下の真ん中が貫通孔の石笛。2日で8つもみつかった!!
守山用」は左の真ん中と下の真ん中(もっと考えて並べりゃよかった)。
あとの7個は「プレゼント用」。
右端の2個はノジュール
東側の海岸では昔青灰色で貫通孔の石笛を拾ったことがあります(左の中央と同じ)。
初めて手にした貫通孔石笛で大切にしていたのですが、ある小学校で展示していたらトイレに行っている間に割れていました。
いま青灰色の石笛を吹いて心にしみいるのは、あの石笛と「同じ音色」だからかもしれません。
守山用」といっても、たぶん気に入った人にさしあげると思いますよ。
前にも漆黒で美しい貫通孔の石笛を慧奏さんにさしあげました。
石笛ください」とか言わない人に。


●おまけ

2019.01.30:化石? 



たぶん?大型脊椎動物の化石(骨ってこんな感じ)。
県立自然博物館小原さんに持って行きます。



2月27日
県立博物館で小原さんに見ていただきました。
う〜ん」「これは化石じゃないですね

泥岩の中に熱水が通って鉱物が固まったものらしいです。
残念。





テーマ :
ジャンル : 学問・文化・芸術

プロフィール

守山 鷲声

Author:守山 鷲声
1958年秋田市生まれ
「石笛仙人」で動画配信中
「さすらいの越天楽吹き」

笛研究歴25年?の
「ドレミ音階」の横笛作家
いい笛をたくさん作って
悲しみ多きこの世界に
美しい音色を広げたいです
今年は少しスローペース?
めざせ月に2日の固定休!!

愛読書「口語訳古事記」
「梁塵秘抄」もなんとか読破
浮世絵(復刻)収集が楽しみ

笛の起源・クマバチ飼育・
縄文遺跡・山彦など研究

苦手なもの
電話・目薬・ラベンダー

還暦すぎて体はガタガタ
毎月の薬代>酒代なのが涙

お問い合わせは下のリンク
「笛の店 谺堂」から
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