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イタドリの龍笛つくり④

天気がいいので龍パチ10〜16号を塗装しました。
塗装しました 
塗装した龍パチと吹口を重ね塗りした竹笛

守山は目が悪いので直射日光がないと塗装ムラが見えません。調律を直した笛(右端)の指穴も塗装。2回の塗装を終えた笛(左半分)も吹口だけ重ね塗りしました。

龍パチもきれいに塗れました。内部を塗ると笛らしくなってきます。昨日星田神社に持っていった龍パチ9号(右から4本目)も削った指穴周辺を塗りました。
龍パチの塗装 

塗り終わって片付けおわって12時ジャスト(こういうのが嬉しい)。
午後は来月使う笛材料の竹を切ってクリーニングしました。





切ったのは和歌山市内で守山が切ってきた竹です。傷一つなく反りもわずかな美しい竹。節間が短いのでG管はできませんが「主力」の琉球民謡用のB管やC管の材料になります。前もってこういう作業をやっておかないと笛作りが進みません。


2m弱の竹を23本切って92節。
 ①20ミリより太くてB♭〜A管になる材料     35本(このうち短いものは廃棄)
 ②17.8〜19.9ミリで節が長い理想的な材料    
  21本
 ③17.8〜19.9ミリで節が短い材料        
  25本
 ④ひび割れていたり節間が短くて廃棄するのが  
 11本。

これをカセットコンロで加熱処理すれば1ヶ月後に使えるようになります。細い45本をあぶれば5月くらいまで材料に困りません。

今回は竹の汚れを「古式にのっとって」籾殻でクリーニングしてみました。千葉で製竹したメダケを出荷していたころ籾殻が使われていたそうです。真鍮のスチールウールより竹が傷つきにくいです。クマバチを巣穴から追い出す時に使った籾殻をつかってみました。
籾殻で竹をクリーニング 
どう見ても猫のトイレだね

やってみると大変。竹の汚れは染み出したワックス成分が汚れたもの。炭火であぶって1年間乾燥しているので、力を入れてこすっても少し薄くなる程度です。いろいろ試行錯誤して、寝かせた竹に籾殻をのせ手のひら全体で体重をかけながら押すようにこすれば、効率は悪いものの「何もかんがえずにすむ」という結論に。
竹のクリーニング 
1本1本手間のかかるクリーニング

21本終わるのに1時間ほどかかりました。冬でも汗だく。腱鞘炎が心配。
クリーニングした竹 
クリーニング前(右から2本目)とクリーニングを終えた材料


お客さんには奇麗な笛を使ってもらいたいです。これまでは笛にする直前にこすりとっていました(なかなか取れないんですよ)。
でも本来は油抜き(加熱処理)する直前にするべきですね。来月トライしてみます。



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ジャンル : 学問・文化・芸術

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プロフィール

守山 鷲声

Author:守山 鷲声
1958年秋田市生まれ
笛仙人・石笛仙人
かつて「ヤッホーおじさん」
今「さすらいの越天楽吹き」

「ドレミ音階」の横笛作家
笛の製作に時間がかかって
月産20本が困難に…
ちょっとペースダウン
作った横笛1300本越え
今年作った横笛:160本

愛読書「口語訳古事記」
浮世絵(復刻)収集が楽しみ
読み切りで漫画家デビュー
(デビューしただけ)

笛の起源・クマバチ飼育・
縄文遺跡・山彦など研究

苦手なもの
電話・目薬・ラベンダー

乱視・老眼・白内障
腰痛・腱鞘炎・肋間神経痛…
食卓の上は薬でいっぱい

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