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12月06日:「石笛倶楽部」の旅2日目

旅の2日目。まず最初に向かったのは古座川町の「大谷湿田」。
ここは世界最小のトンボ「ハッチョウトンボ」が生息する保護区。山に囲まれていてコンサートホールなみに音響が抜群。毎年横笛や石笛を吹いて楽しんでいます。3年前からは「動画撮影」も。
やっぱり「自分の演奏」を「動画」で見ると「うへぇ」なものです。でもそれが勉強。😢

石笛演奏会
音響のいい大谷湿田で石笛の演奏(動画撮影も)


永井さんは静かに落ち着いた音色で「即興演奏」(年々上達しているのがわかります)。
ゆったり演奏するのですが「息継ぎ」の「間」が短くて、ちょっと「ゆったり感」を損ねている感じ。
「間」を「ゆっくり1・2・3と数えるくらい取ったら、もっと雰囲気がでるのに」とアドバイス。

守山も「演奏用の石笛」を並べて即興演奏を撮影。
守山の場合「初めて吹く石笛では最高のパフォーマンスができる」と思っています。京都の法然院でぬなかわヒスイ工房さんの石笛を「動画撮影」したときは気持ちよく演奏できました。
ところが「自分の演奏用石笛」では過去の「成功体験(の残像)」に縛られるのか、なかなか「最高のパフォーマンス」に届きません(もともと個性的な石笛が多いのも一因かと)。

「初めての石笛」を吹く時は、まず石笛の「音色をさぐり」。息の抑揚をつけながら「能力を調べる」吹き方になります。「能力」がつかめたところで、すこし「旋律を構成して遊んで」最後は「きれいに」吹き終える感じ。
「慣れた石笛」を吹く時でも「さぐり」と表現しましたが、石と「馴染む(シンクロさせる)」時間が大切なのでしょう。今回の旅で「初心忘るるべからず」というのが「一番の収穫」かな。😢😢

守山の演奏中、永井さんは50mほど離れたところで石笛の「響き」を楽しんでいました。
笛の演奏は、吹いている本人は「生音」中心に聴こえますが、少し離れると「余韻」が加わって最高なのです(守山も自分の演奏を、少し離れたところで聞いてみたいです)。


気持ちよく?「演奏」を終え、串本町東雨(あずまめ)バス停前の海岸へ。
この海岸は国道沿いで誰でも歩けるので、最近は石笛の数が少なくなっています。でも時々「風変わりな石笛」が見つかるので楽しみです。


石笛を吹く永井さん
国道沿いの東雨海岸でみつけた石笛を吹く永井さん


今回も守山は「ローラー作戦」。これから潮が満ちてくるので波打ち際から「攻めて」いきました。
けっこう石笛はみつかるのですが「帯に短し」。吹きにくかったり「巨大」だったり…
永井さんは、守山のあとから波打ち際へ。「ふっふっふ」「そこは守山がチェック済みだゼ」😏
…と思ったら、けっこう良さげな石笛をみつけた様子。いい音が聴こえてきます。
「あれ?」「そんなのあったっけ?」

最終的に守山は50個ほどの石笛を手に取り、7個の石笛を残したけど「持ち帰る」ほどの石笛はなし。


守山の収穫(仮)
守山の「持ち帰り候補」(結局ぜんぶ置いてきた)


永井さんが見つけて、ずっと吹いていた石笛は…
貫通孔で吹きやすく傷ひとつない「貴重な石笛」だった(しかも小さい)‼️
「穴のあいた大きな石があって、手に取ったら下にありました」「え〜〜〜っ(ちょっと悔しい)」
すごい石笛を手にするときは「そんな感じ」です(他の人には絶対みつけられない)。


永井さんの収穫
永井さんが出会った石笛「弧在(コアラ)」


中央の「鼻」に見える2孔が融合したのが「吹口」。この穴は裏まで貫通しています。変則的に右の孔(左目)とも融合していて、「指穴が2つある」貫通孔石笛です。
守山がクリーニングすると吹きやすくなり、音色のツヤも増しました。なにより貫通孔を全開できるのが凄い‼️
「初心者」には吹き方がわからないと思うけど、永井さんなら問題なし。
昨晩「いい石笛が欲しい」と言ったらかないましたね(やっぱり「神様」が見ていました)。








昼食は前日「環天頂アーク」を見た「道の駅すさみ」で。
守山は「釜あげシラス丼+蕎麦セット」。永井さんは「生シラス丼+うどん?セット」。
(けっこう「グルメ旅」なのだ)


釜揚げシラス丼+蕎麦セット
道の駅すさみの「釜あげシラス丼セット」


最後の「目的地」は由良町の白崎海洋公園。去年の台風21号で壊滅的な被害。目玉の「ダイビング施設」は高波で浸水。管理業者も撤退して復旧の見通しも立たない。入り口の「道の駅」だけが先日オープンにこぎつけたところ。
「ダイビング施設」へは車も「進入禁止」。帽子が飛ばされるような北風の中、海岸へ向かいました。

白崎海岸
前日に台風で打ち上げられた流木などが撤去された海岸(以前こんなに砂はなかった)


この海岸は「石笛の宝庫」。音の出る石笛だけで200個ほどみつかります。ただ波が荒いので石がぶつかり、表面に細かいヒビがびっしり。吹くのに少し「圧力」が要ります。
石もぜんぶ「石灰岩」。「音程」こそ違うものの「音色」は似たりよったり。
ところが「砂」に埋もれた石笛は表面が磨かれて「もち肌」。非常に吹きやすく「音色」も最高。
石笛が200個あっても探すのは「小さく形がよく吹きやすい石笛」のみ‼️

守山の「持ち帰り候補」はこれだけ。
「貫通孔」の石笛(稀少)も1つあったけど、右端の「もち肌」の石笛を2個選びました。
美しい音色で「神事」に最適(知り合いの宮司さんに「奉納」するつもり)。

永井さんは「今回はいいものがありませんでした」(さすが)。


守山の収穫(仮)
白崎海洋公園の石笛(白く粉をふいたように見えるのはヒビ)

「環天頂アーク」にはじまり「弧在(コアラ)」で終わった今回の「旅」。
「勉強会」や「動画撮影」と充実した2日間でした(動画は永井さんに送ります)。
持ち帰った石笛は守山が8個(プレゼント用)。永井さんは小さな石笛が2個(りっぱ)‼️

永井さん、参加ありがとうございました。

さらば白崎海岸
さらば白崎海岸




テーマ :
ジャンル : 学問・文化・芸術

プロフィール

守山 鷲声

Author:守山 鷲声
1958年秋田市生まれ
「石笛仙人」で動画配信中

笛馬鹿歴25年!!の
「ドレミ音階」の横笛作家
1400本以上制作

いい笛をたくさん作って
悲しみ多きこの世界に
美しい音色を広げたいです
今年はスローペース?
めざせ月に2日の固定休!!
今年の笛作り33本

「コロナ」で来店はお断り
代わりに「試し吹き」をぜひ
(ただいま送料無料です)
「石笛倶楽部」の旅も中止!
でも毎日忙しくしています

連日の「糸巻き」と「塗装」
肩がこって仕方がない…
あぁ早く笛がつくりたい‼︎

愛読書「口語訳古事記」
浮世絵(復刻)収集が楽しみ

笛の起源・クマバチ飼育・
縄文遺跡・山彦など研究

苦手なもの
電話・目薬・ラベンダー
あ、ほどほど飲みも苦手だ

還暦すぎて体はガタガタ
毎月の薬代>酒代なのが涙

朝〜22時は電話応対無理です
お問い合わせは下のリンク
「笛の店 谺堂」から
メールでお願いいたします

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