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1月28日:自作の龍笛の手直し

10月に完成した神楽笛と龍笛。
神楽笛の方は「遠鳴り」する素晴らしい笛になってくれたが「龍笛」がど〜もイケナイ。

龍笛を吹く人が口をそろえて「この音が気持ちよくないとダメだ」という音程がある。
「責の〒(せめのカン)」。ドレミ音階では「2オクターブ目のレ」の運指で出す音だ。曲中で何度も繰り返し、「越殿楽」でも「最後の一音」として吹く音なので、この音が決まらないと聞いていてガッカリするし、吹いた方も夜寝られなくなってしまう。

守山の龍笛では、この「責の〒」の音色が悪く、響きもイマイチ。 なぜだ⁉️

龍笛と神楽笛
10月に完成した龍笛(上)、龍笛プラ管(中央)と神楽笛(下)


横笛を1350本製作して「吹口の整形」には自信をもっている。なにより「龍笛は責の〒が命‼️」と肝に命じて吹き口を削ったハズ。
「だめもと」で吹口を削り、ようやく「責の〒」が「そこそこ響く」ようになった。写真の塗装がハゲている部分が「責の〒」の「流路」。「削った」といっても「ごくわずか」。
大晦日の藤白神社で「越殿楽」を吹かせていただいたのだが、やっぱり「気に入らない」。

「責の〒」がよく鳴るときは「必ず笛を傾けて吹いている」のだ。 変だ‼️

龍笛の吹口
吹口を削って「責の〒」を出す


そこで何度も「プラ管の吹口」と見比べていると…
「吹口手前側のカーブ、左側がわずかに丸みがたりない……………………のか?」
目で見ても「わずかな差」だけど… 指でさわると少し「角が鋭い」みたいだ。

そこでもう一度削りなおしてみた。

龍笛吹口の手直し②
吹口手前(左側)をわずかに削った(上の写真と見比べてカーブの違い、ワカル?)


吹口内面もカシューを「薄塗り」。十分乾燥させてからフェルトバフで磨いた。
ここまでやって「責の〒」が「人並み」に。吹口手前の「わずかな整形ミス」が、これほど影響するなんて〜〜〜〜っ⁉️

やっぱ龍笛はムズカシ〜‼️ オモシロイ〜〜ッ‼️


20日に右手中指を怪我。しばらく笛が吹けなかったけど、なんとか治って龍笛が吹けた(嬉)。
2月上旬は「庭仕事」。終わったら「令和2年」の笛つくりスタート(怪我しなければね)。



テーマ :
ジャンル : 学問・文化・芸術

プロフィール

守山 鷲声

Author:守山 鷲声
1958年秋田市生まれ
「石笛仙人」で動画配信中

笛馬鹿歴25年!!の
「ドレミ音階」の横笛作家
1350本作りました(笑)
いい笛をたくさん作って
悲しみ多きこの世界に
美しい音色を広げたいです
今年も少しスローペース?
めざせ月に2日の固定休!!
今年の笛作り、まだ6本

雅山さんの展示会で
煤竹樺巻の神楽笛を買った
漆の笛は音色が気持ちいい
やっぱり「漆」だよな…

愛読書「口語訳古事記」
「梁塵秘抄」も読破
浮世絵(復刻)収集が楽しみ

笛の起源・クマバチ飼育・
縄文遺跡・山彦など研究

苦手なもの
電話・目薬・ラベンダー
あ、ほどほど飲みも苦手だ

還暦すぎて体はガタガタ
毎月の薬代>酒代なのが涙

朝〜22時は電話応対無理です
お問い合わせは下のリンク
「笛の店 谺堂」から
メールでお願いいたします

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