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初めての横笛練習①

はじめに…
「本文」と重複しますが、あらかじめ「練習の進め方」を紹介させていただきます。
ここで紹介した「練習方法」は長年笛教室で多くの「失敗例」に向きあい、頭を悩ませて工夫した「アドバイス」をまとめた「最短距離の指導法」です。
みなさんが「1度も酸欠にならなければ‼️」まちがいなく横笛を演奏できるようになります。

慎重に項目の内容をメモにとって、マスターしてから次の項目に進む人なら「その日のうちに」‼️
早く演奏したくて本文を読み飛ばす人でも「1週間〜1ヶ月」で演奏できるようになるでしょう。

ただ「酸欠1回1ヶ月」と言って「1度でも酸欠になる人」は上達が1ヶ月遅れます。
「1回」で「おかしい⁉️」と気がついてくれれば救いがあるのですが、「もう1回やってみよう」で同じことを繰り返すと「2ヶ月遅れ」。おそらく「初日」だけで10回くらい「酸欠」になるでしょうが、そういう人は「気持ちよく演奏」できるまでに何年もかかってしまいます。
(メロディが途切れ途切れ。ポロポロ間違えながらの演奏?なら、すぐできますが…)
ゆっくりゆっくり練習を進めてください。


横笛を吹くのは難しいです‼️
ネットで横笛を買って最初に「鳴らそう」と強く吹いたらアウト‼️上達に時間がかかります‼️
一度でも「酸欠」になったら「もう横笛は無理」かもしれません………😢😢😢
ビール瓶を吹く要領で「上唇を尖らせて」吹くと、やっぱり演奏できるようにはなりません‼️
(誰でも1オクターブ目が出せますが、守山でも2オクターブ目が演奏できないです)

尖った唇は致命的
こうなったら致命的(「まんがでわかる横笛入門」より)


とにかく「最初の一吹き」で明暗がわかれます‼️
「理想」は「マンション住まいで真夜中に映画を見る」くらい「音量を抑えて」吹くことです。
(ココ、メモするところですよ〜〜〜)🤣
でも「普通」はそんな吹き方をしませんよね。だから横笛が吹けない人が多いのです。


いきなり「脅かした」ようですが、「夜中に映画を見るくらい音量を抑える」などの「コツ」がたくさんあります。順番通りに「基本」を一つ一つマスターしていけば、1日で「きらきら星」が演奏できるようになりますし、守山の笛教室では「楽譜が読めない」「楽器経験がない」生徒が2ヶ月で「コンドルが飛んでいく」を吹けるようになりました。

教室では横笛の練習を「3mの綱渡り」に例えています。「ドレミファソラシド」で「8歩」で渡れます。
その「8歩」を何往復でもできるような「慎重さ」と「忍耐力」「技術力」が求められます。
「3mなら4歩で渡れるっ‼️」と助走してくる人には「綱渡り」はできません‼️ 「少しでも急ぐ気持ち」があると失敗しやすいです。
「最初の1歩」を恐る恐る踏み出して「体重を乗せる2歩め」でバランスを取ることを覚え、そこから「3歩め」を踏み出すイメージです。1回渡れたからって「油断」しない「用心深さ」も大事です‼️
(でもしょせん3mなので、「コツ」をつかんだら簡単なんですよ)



ブログで紹介するのは長年笛を教えながら工夫した「コツ」です。1つ1つ「本当にマスターしたか」自問自答しながら進めてください。「綱渡り」を渡るように「ドキドキハラハラ」慎重に足を運んでいくと1時間ほどで「ドレミファソラシ」ができて「きらきら星」が演奏できるようになります。「きちんと考えながら」取り組んだ人は、その日のうちに「ドレミファソラシド」ができて「竹田の子守唄」や「アメイジング・グレイス」が練習できるかもしれません。
ところが「1時間でドレミファソラシ?」「1日でドレミファソラシド?」「簡単じゃん‼️」と考えた人は…
1ヶ月たっても「竹田の子守唄」がノーミスで演奏できずに「酸欠」になって苦しみます‼️
(これまで「簡単そう」と言って上手になった人は見たことがありません)
でも3年ほど練習すれば「ある日いきなり」上手になります。「コツ」がわかるんですね。😄


「どう取り組むか」はみなさん次第です。「酸欠」にさえならなければ大丈夫‼️








もくじ
1:「酸欠」にならない「笛の呼吸法」

  理解できたら先へ進んでください

2:「アンブシュア(唇の形)」を覚える
  ここが重要です 感覚をマスターするまで徹底的に「工夫」してください

3:音を出す前に
  笛がグラグラしたら何度でもやり直しましょう

4:静かに音を出してみる
  いい音を出しましょう 息が続かない人は「アンブシュア」をやり直し!
(ここで後半につづきます)

5:指穴に慣れる
6:横笛を構えて音を出す
7:「風魔法」に挑戦‼️(倍音のコントロール)
8:テープを切って「レ」を出す
9:「半音」を出す
10:1オクターブ目の運指に慣れる
11:2オクターブ目の「ド」を出す
12:簡単な曲を「暗譜+ノーミス+丁寧」に



1:「酸欠」にならない「笛の呼吸法」
世界中の笛の演奏家で「酸欠」になる人は一人もいません。呼吸を乱すと演奏できないからです。
みなさんは「酸欠なんて初心者なら仕方がない野球のエラーのようなもの」と思っていませんか?
とんでもない‼️ 「酸欠」は新車を買ってすぐ赤信号で交差点に突っ込んで事故るのと同じです‼️
新車を買ってすぐ事故る。次の日も次の日も…毎日事故る人が新車のカタログを見ていたら……
「あなたは運転しないほうがいい」と思いますよね。
「酸欠」も同じ‼️ 「苦しくなる前に息を吸う」という簡単なことをしないから「酸欠」になるんです‼️
そこが「練習すれば上手になる野球」と違うところです。

「酸欠1回1ヶ月」‼️ 何度も「酸欠」になる人は笛を置いて「アンブシュア」の練習をしてください。

「息を吸うタイミング」をマスター
①ゆっくり「深呼吸」を繰り返してください
②静かに息を吐いて「2秒間」息を止めて、静かに息を吸ってください

「自然に」息が出なくなったタイミングで「息を止めても」苦しくならないはずです。
(この感覚を繰り返し繰り返し、身体に覚えこませてください)

この「呼吸法」は「ヨガの呼吸法」です。息を出し切って「止める」のですから身体はビックリします。そこで「効率よく」酸素を取り込むために肺が「活性化」するので、2秒止める「呼吸法」を繰り返すたびに呼吸が深くなっていきます。

一度だけ「実験」してみましょう。
息を出し切った時に「無理やり」残った息を出してみてください。お腹を折り曲げると出せます。
無理をすると息は出ますが、少し息が苦しくなりますね。これを続けると「酸欠」になります。


ヨガの呼吸法で「息が出なくなったタイミング」で自然に息を吸うのが「笛の呼吸法」です。演奏を続けるために「大きく素早く」息を吸います。笛を吹くのに「必死」になりすぎて「タイミング」を忘れるのが「酸欠」の原因‼️ 赤信号で交差点に突っ込んでいます‼️

コツ①:「息が出なくなったタイミング」で自然に「大きく素早く」息を吸う


2:「アンブシュア(唇の形)」を覚える
「呼吸法」をマスターして「タイミング」を守っても笛が演奏できるわけではありません‼️
吹奏楽で「アンブシュア」と言いますが「唇の形」をマスターしないとダメなのです。

オカリナやリコーダーは「強く吹けない吹口」になっています。横笛は「穴」があいているだけなので「強く吹く」と音が出やすいです。でも「その吹き方」で演奏できません。‼️ 「静かに音を出す唇の形」を練習しましょう‼️

唇は「ノズル」‼️
みなさんは庭にゴムホースで水をまいています。遠くまで水をまきたいときはどうしますか?
ホースの先を指で押さえて水を細くするでしょう? でも変な押さえ方をすると水が散らばるだけで遠くまで届きませんよね。「唇」を固めて息を細くするのが「アンブシュア」ですが、「正しい形」をマスターするのは難しいです。

①まず左手を指を伸ばして口の下に広げてください 「本を読む」ような角度と距離です
 (本を読むときはうつむきますが、顔は正面を見るようにしてください)
②手のひらに当たるように「細く鋭く」息を当ててください
 (口角を引いて口先に力をこめて「息の通り道」を細く維持します)
③呼吸を整えてゆっくり息を吸い、「一息」で何秒間息が続くか測ってみましょう
 (これで「酸欠」になったら「ど〜しょ〜もない」ですよ)
④「弱く」吹いたり「鋭く」吹いたりして「唇」にどのような「変化」があるか「感覚」をマスターしましょう
 (一息で強弱を繰り返してみてください)

唇の作り方
手のひらに「細く鋭く」息を当てる(唇は尖らせません)


この練習は入浴中にできます。水面に「輪」が広がるように息を出しましょう。
「唇を尖らせる」とアウトです(忘れていませんね)。
「唇の形」がわからない人はネットで「フルートの演奏動画」を参考にしてください。口角を横に引いて「小さな隙間」から息を出しています。
おそらくJane Cavanaghさんというフルート奏者です。レッスン動画を何本もアップしています。

          参考までに(英語ですが) →レッスン動画(4分すぎがわかりやすいです)
 

フルートのアンブシュア
2オクターブ目を出すときのアンブシュア(息を吹かないとこの形にはなりません)


「アンブシュア」を覚えるため必ず「時間」を測ってください。一息の秒数が「理解の深さ」です。
「アンブシュア」ができている人は「腹式呼吸」になっています。息が「30秒くらい」続いても「酸欠」にならないのではないでしょうか?
20秒続かない人は笛を吹くと「酸欠」になります。「アンブシュア」がわかるまで頑張りましょう‼️
息の強弱を繰り返すと「息を鋭く出す」ために「唇の中央に力が入る」感覚がわかるはずです。思いっきり強く吹くと湿った唇から「プゥゥ〜ッ」というノイズが出るかもしれません。
唇の「力の込め方」を工夫して、強く吹いてもノイズが出なくなったら「完璧」です‼️
🍺🎂

コツ②:「強く吹いても苦しくならない」「むしろ息が長持ちする」という唇の形をマスターする
    (マスターすると最短距離で笛が吹けるようになります)



3:音を出す前に
ようやく笛を持っての練習になります。練習には「指穴にビニールテープを貼った笛」を使います。
指穴にビニールテープを貼ると「1オクターブ目のド」しか出なくなります。指穴の位置もわかるので、笛をかまえて練習することもできます。「1オクターブ目のド」は一番難しい音です。しっかり練習して「正しい笛の吹き方」をマスターしましょう。

注:セロテープを貼ると「接着成分」が笛に染み込みます。笛がダメになるので使用禁止です。

ビニールテープを貼って練習①
ビニールテープで指穴をふさいで練習スタート!(指穴の位置もわかります)


笛を当てる場所を覚える
横笛が難しいのは「笛がグラグラ不安定」だからです。ですから「笛を当てる位置」が大切です‼️
横笛は下唇の上から「下の前歯と歯茎の段差」に当てると安定します。ですから「下の前歯」が短い人は細い笛。「下の前歯」が長い人は太い笛が吹きやすい「傾向」があります。
(でも、しっかり練習する人には笛の太さは関係ないですよ)

①まず口角を横に引っ張って下唇を薄くします(「イ〜〜〜ッ」の口)
②写真のように「左手の人差し指」をまっすぐ横に伸ばして「歯と歯茎の段差」に押し当てます
 (ソフトに当てるとダメ‼️ 痛くない程度に押し当ててください‼️)
③指を上下にゆすってグラグラ動かないことを確認しましょう

「笛に見立てる」のですから、息が「人差し指の上」に当たるように合わせます。写真を見ると口のところの「指の太さ」が笛と同じくらいですね。「もっと指先」で合う人は細い笛が吹きやすいでしょうし、「指の根元」で合う人は太い笛じゃないと吹きにくいでしょうね。🤣🤣


笛を当てる位置を確かめる
左手の人差し指を「笛に見立てて」下唇に押し当てる


この練習をオロソカにすると笛がグラグラして音が「出たり出なかったり」。怖いのは「出なくなると」あわてて強く吹いてしまうことなんです。「強く吹いたら出た‼️」という「大失敗」を「成功体験」だと思い込むので、もう静かに吹けなくなります。
本当に「綱渡り」です。

コツ③:笛は「歯と歯茎の段差」にしっかり当てると安定します


笛を吹く「心構え」
笛を下唇に当てる前に、吹口を「凝視」してください‼️
初めて笛を吹く人が、吹口を見ないで音を出そうとすると「この人は時間がかかるタイプだ」と思ってしまいます。

笛を吹く前に①呼吸を整える ②吹口を凝視する ③慎重に笛を当てる ④笛をグリグリ動かして位置がずれていないか確かめる…のが「王道」。
時間にすると「たった数秒間」なのですが「急ぐ気持ち」があると忘れてしまいます。

「洗面所の鏡」の前で①吹口がずれていないか ②吹口が「真上」を向いているか よく確認してください。(机の上に置いた鏡では「うつむく姿勢」になって、吹口が見えません)

じっと吹口を見る
吹口を「凝視」するのが上手な人の証拠!


4:静かに音を出してみる

音を出してみる
笛の音を出して「音色の良し悪し」に注意する

笛を持たずに練習した「アンブシュア」。「おなじ唇で吹けるかどうか」がポイントです。笛を目にすると「ヤル気」が顔を出して「アンブシュア」を忘れる人が多いんですよ。

①必ず洗面所の鏡のように「吹口の見える鏡」の前で練習してください
②吹口を「凝視」して呼吸を整え、「歯と歯茎の段差」に笛を押し当てます
③この時「吹口が真上」、「左右にずれていない」ことを、鏡でしっかり確かめてください
④正しい「アンブシュア」で「細く鋭く」息を吹き入れてください
 (上唇を尖らせて吹くと演奏できなくなります‼️)
⑤音が出なくても大丈夫 「吹口」が少しずれているだけです
  いったん笛を離して、鏡を見ながら「つけなおして」みましょう
 (ここで「あせると」強く吹いて「鳴らそう」とします 少しでも「鳴らそう」とするとアウトです)
⑥「細く鋭く」吹いて音が出たら「音色」に注意‼️ 「無理して出てるような音」なら「赤信号」‼️
  笛が「自然に響く音」をめざしましょう‼️
⑦「いい音」が出たら、鏡を見ながら音を維持して「吹口の位置」と「唇の形」を覚えましょう‼️
 (静かに長く吹き続けることで「コツ」を覚えるのです 「できた」と離したらダメですよ)
⑧「吹口の位置」と「唇の形」を覚えたら、いったん笛を離してつけなおしましょう‼️
 (何度くりかえしても同じ音が出れば「合格」です)
⑨息の強弱も加えてみてください 音色に力強さが増したり、大人しくなったりします
 2オクターブ目のドにも変化しますが、その練習は「笛の持ち方」をマスターしてからです

「いい音」が出たときに鏡を見て「覚える」のが「最短」です‼️(でも鏡を見ない人も多いです)
「音を出す」練習は①鏡の前で②1回15分以上、続けてください。5分10分で「できた」と思っても次の日には忘れてしまいます。

この練習は「音を出す」ことが目的ではありません。「正しいアンブシュアができているか」確かめるのが目的です。「正しいアンブシュア」ができていると、ノイズのない美しい音色になります。ブレスノイズが「シューシュー」聞こえるときは「息の通り道」が広すぎて酸欠になりやすいです。しっかり「アンブシュア」を身につけてください。⑨の「息の強弱」を加えられる人は技術が高いです。

笛教室では「1オクターブ目のド」を静かに吹いて「酸欠にならずに20秒間続く」ことを目指しています。これが「10秒」続かないようなら「アンブシュア」が理解できていません。いったん笛を置いて「アンブシュア」の練習にもどりましょう。


コツ④:鏡の前で「音色」を聴きながら、笛を吹いたり、口から離したりしましょう
    (鏡を見なくても「いい音」が出たら、いよいよ演奏の準備です)


守山は「笛の音色」が好きなので「どうしたらいい音が出るか」夢中になって調べました。おかげで1度も酸欠になったことはありません。みなさんも「早く演奏したい」ではなく「いい音が出したい」という「方向」で取り組んでください。



つづきはコチラ→ リンク



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ジャンル : 学問・文化・芸術

プロフィール

守山 鷲声

Author:守山 鷲声
1958年秋田市生まれ
「石笛仙人」で動画配信中

笛馬鹿歴25年!!の
「ドレミ音階」の横笛作家
1350本作りました(笑)
いい笛をたくさん作って
悲しみ多きこの世界に
美しい音色を広げたいです
今年も少しスローペース?
めざせ月に2日の固定休!!
今年の笛作り12本
いいペースになってきた!!

この季節、嫁さんは夏布団
守山は冬布団、首まで毛布
嫁さんは熱湯風呂
守山はゆったりぬる目
(嗚呼!性格の不一致)

愛読書「口語訳古事記」
「梁塵秘抄」も読破
浮世絵(復刻)収集が楽しみ

笛の起源・クマバチ飼育・
縄文遺跡・山彦など研究

苦手なもの
電話・目薬・ラベンダー
あ、ほどほど飲みも苦手だ

還暦すぎて体はガタガタ
毎月の薬代>酒代なのが涙

朝〜22時は電話応対無理です
お問い合わせは下のリンク
「笛の店 谺堂」から
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