11月13日:「後の祭」だが「手遅れ」じゃない?
糸を巻いて外側をカシュー塗装した笛。あとは漆を塗るだけなのだが…
漆を塗ると音色に「透明感」と「粘り(細く吹いても音を維持できる)」が出るが「音色のバラツキ」が消えるワケではない。
漆を塗ってしまうと「音色のバラツキ」をなおせないので1本1本確かめながら微調整していく。
気になるのは…
・2オクターブ目の「ミ」や「ファ」「ソ」の音色が尖る → 「チ〜ッ」という倍音が混入している
・3オクターブ目の「ド」も尖る → どうやら「ファ#」の音が混入しているらしい
3オクターブ目のドが尖ると(2オクターブ目から)「春の小川」を吹くと… 「♪ミソラソミソドド♪」で
最後の「ド」が「チィチィ」と気持ち悪いノダ‼️
(こういうトラブルを「よそ行きの音になってる」…と呼んで嫌っている)
こうなると吹いていても気持ちが悪い(もちろん演奏家にはオススメできない)。
「原因」は塗装したエッジの一部分が尖っていて「余計な倍音」が出やすくなっているからで…
わずかにペーパーで削ったり磨いたりして「尖った部分」を丸めてやればいいのだ‼️
何度も吹き比べてはエッジを磨き、まだ気になればペーパーで(少しだけ)削る。
繊細な作業で、10秒ほど磨いて音色がなおれば「オレは天才ちゃうかっ⁉️」と思うゾ‼️
ところが何度削ってもなおらない時がある(「ミ」がなおれば「ファ」が尖ることも…)。
削って吹いては「おかしいなぁ…」。削る角度を微妙に調整するのだが「よそ行き」がなおらない…
(意外と?短気な?守山)だんだんイライラ… ついつい「竹が見えるまで」塗装を削ることも… 😢
写真の笛は「3オクターブ目のドの尖り」をなおそうとして削りすぎてしまった‼️
悔やんでも「後の祭り」‼️
泣く泣く吹口を「再塗装」。塗装が完全硬化するまで1週間は削れなくなってしまう(写真下)。
糸を巻いたG管・G#管は京都教室の生徒が購入を希望。「早く吹きた〜い」と言ってくれている。
年末の教室までに完成させたくて「休みなし?」で頑張っているけど… ギリギリ間に合うか?
まぁ…あせっても「いい笛」にはならないので、もうちょっと頑張ります‼️
漆を塗ると音色に「透明感」と「粘り(細く吹いても音を維持できる)」が出るが「音色のバラツキ」が消えるワケではない。
漆を塗ってしまうと「音色のバラツキ」をなおせないので1本1本確かめながら微調整していく。
気になるのは…
・2オクターブ目の「ミ」や「ファ」「ソ」の音色が尖る → 「チ〜ッ」という倍音が混入している
・3オクターブ目の「ド」も尖る → どうやら「ファ#」の音が混入しているらしい
3オクターブ目のドが尖ると(2オクターブ目から)「春の小川」を吹くと… 「♪ミソラソミソドド♪」で
最後の「ド」が「チィチィ」と気持ち悪いノダ‼️
(こういうトラブルを「よそ行きの音になってる」…と呼んで嫌っている)
こうなると吹いていても気持ちが悪い(もちろん演奏家にはオススメできない)。
「原因」は塗装したエッジの一部分が尖っていて「余計な倍音」が出やすくなっているからで…
わずかにペーパーで削ったり磨いたりして「尖った部分」を丸めてやればいいのだ‼️
何度も吹き比べてはエッジを磨き、まだ気になればペーパーで(少しだけ)削る。
繊細な作業で、10秒ほど磨いて音色がなおれば「オレは天才ちゃうかっ⁉️」と思うゾ‼️
ところが何度削ってもなおらない時がある(「ミ」がなおれば「ファ」が尖ることも…)。
削って吹いては「おかしいなぁ…」。削る角度を微妙に調整するのだが「よそ行き」がなおらない…
(意外と?短気な?守山)だんだんイライラ… ついつい「竹が見えるまで」塗装を削ることも… 😢
写真の笛は「3オクターブ目のドの尖り」をなおそうとして削りすぎてしまった‼️
悔やんでも「後の祭り」‼️
泣く泣く吹口を「再塗装」。塗装が完全硬化するまで1週間は削れなくなってしまう(写真下)。
糸を巻いたG管・G#管は京都教室の生徒が購入を希望。「早く吹きた〜い」と言ってくれている。
年末の教室までに完成させたくて「休みなし?」で頑張っているけど… ギリギリ間に合うか?
まぁ…あせっても「いい笛」にはならないので、もうちょっと頑張ります‼️