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二上山のガーネット

クマバチの巣穴やイタドリを探して大喜びする守山。石笛も探すし、かつては山彦を調べたこともあった…
何のまとまりもないようだが、自然の中で「お宝探し」に熱中しているノダ。
お宝」を求めて自然を見つめるまなざしは「」のように鋭い!!(あっ「」か?)

今回のはわかりやすい「お宝」?
大阪と奈良の境にそびえる二上山でガーネット原石集め。
1年間の「宝石すくい」ワークショップで使う川砂を毎年1回採集しているのだ。


川底のガーネット① 
川底に見えるガーネット


採集場所は二上山の北嶺。「どんずる坊」という名勝地入口ちかくの竹田川という小さな谷川だ。







採集地 
近鉄南大阪線の鉄橋下が採集場所


●採集エリア(要注意)
写真の鉄橋のギリギリ向こうまでが採集地。上流は砕石業者の私有地になっていて勝手にはいると怒られることも。写真に写っていないけど手前すぐ左側に取水堰。まさに写真に写っている20mほどが採集可能な場所(守山と同じ方法で採集するのがベストです)。

●採集時期と駐車場所
2年前?に「どんずる坊」駐車場と公衆トイレができた。トイレのすぐ東に竹田川がある。1週間以上雨が降っていないので流れは少ない。
ゴールデンウィークには取水堰が閉じられて水が溜まってしまう。真冬は水が冷たいので、この時期の暖かい日を狙って砂を採りにくる。

最近は貴重な原石産地に車でおしかけて無茶な採り方をする連中が多いという話も聞く。守山は地元の人に遠慮してバケツ2杯だけ持ちかえることにしている。
車も駐車台数が少ないので、目の前のため池周囲の旧道に止めています。


●採集用具
使う道具はプラスチックのひしゃくザルのみ(写真)。川砂をザルでふるい落とすだけで
ガーネット原石が採れる!!
時間のある人はパンニングするのも楽しいですよ。数は少ないけどサファイア原石も見つかります。

3種の神器 
ガーネットを採集するひしゃくとザル(2種類用意した)

ザル
は昔100均(DAISO)で買ったもの。目の大きさがベストサイズ(2ミリほど)。何度も使ううちにフレームから外れて頼りなくなってきた。
いまはどこを探しても目の細かいザルしか売っていない。ホームセンターで三角コーナー(ステンレス製)が同じ目の大きさだったので買ってきたが、底部にメッシュがあると砂を縦に振らないと効率よく落ちてくれなかった。
大粒の
ガーネット原石が残ることが多くて、途中から100均のザルを使うことになった。


●採集場所を決める
たった20mほどの採集地だが「どこで掘るか」は重要なポイント。
写真では川の中に塩ビ管が見える。数年前に川底に設置されてから流れが変わった。今回は塩ビ管を避けて鉄橋のすぐ奥で川底を掘ることにした。


●お宝ザクザクのポイント
まず川底の大きな岩をどけてみる。それだけで川底に
ガーネット原石が見えればバッチリ!! 細かい泥ばかりだと期待薄。別な場所を探そう!!

川底のガーネット② 
川底に溜まったガーネット(ホントにこんな状態ですよ)

●ひたすら川底の砂をザルでふるい分ける
あとはコブシ大の石を手で取り除きながら川底の砂をすくってザルでふるい分けるだけ。川底から30センチほど下まで
ガーネット原石をたくさん含んだ砂の層になっている。
この方法だと直径2ミリ以上の
ガーネット原石は採集できない。でも2ミリを越えるガーネット原石は本当に数が少ないのだ。仲間がいればふるい分けた砂のなかから大粒のガーネット原石を集めてもらえる。
まぁ「宝石すくい」ワークショップで使うぶんには関係ない。

バケツ2杯分の砂を集めるのに2時間弱。川底を直径80センチ。深さ40センチほど掘った。(河原で露天風呂を掘るカンジ?)

帰る時には埋め戻しています。

採集風景 
バケツの位置から手前の岩まで掘り下げた

●集めた砂
たったこれだけで「宝石すくい」に使う1年分の
ガーネット原石が採集できた(嬉)。
「宝石すくい」に使う砂は「使用済み」の砂に「ガーネットの濃い砂」をブレンド。

集めた砂 
こんなにガーネット濃度の高い砂が採れる(イクラみたいだね)

みなさんはペットボトル1本分くらい採集すれば充分では?家でパンニングするとサファイア原石が見つかることも。ピンクのルビーも見つかるケド、これは工業用の人工ルビー。近くで操業していた砥石業者が廃棄したもの。
人工サファイアコランダムなんかも廃棄されているので要注意。
川底にはガラスや陶器のカケラもあるので怪我をしないように気をつけてくださいね。

川の水は汚いデス。上流でイノシシが「ぬた場」をつくっているとかなり匂います。昔は公衆トイレがなかったので、一番近いコンビニまで車を運転するのも辛かったです(ハンドルに臭いが移って臭かったです)。水滴が目にはいると結膜炎
今回はそれほど臭くなかったデス。
公衆トイレができて良かった良かった…

家に帰るとさっそく砂の洗浄。砂を「宝石すくい」で使う桶にいれて泥や落ち葉を徹底的に洗い流します(子どもたちがさわるからね)。

腰も肩も、全身が瞬間接着剤のプールに飛び込んだみたいに動かないケド、なんとか春の一大イベントを終了。これで1年間「宝石すくい」を楽しんでもらえます。



ザル
でふるい分けていると、捨てた砂利に混ざって大きなガーネット原石が見つかることも。でも二上山のガーネットは不純物が多くて透明度は低い。大きくても不透明で鼻血のかたまりソックリなのだ(残念)。

二上山のガーネット 
これでも「巨大サイズ」(大きいのは結晶塊だった)



 

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プロフィール

守山 鷲声

Author:守山 鷲声
1958年秋田市生まれ
笛仙人・石笛仙人
かつて「ヤッホーおじさん」
今「さすらいの越天楽吹き」

「ドレミ音階」の横笛作家
笛の製作に時間がかかって
月産20本が困難に…
ちょっとペースダウン
作った横笛1300本越え
今年作った横笛:160本

愛読書「口語訳古事記」
浮世絵(復刻)収集が楽しみ
読み切りで漫画家デビュー
(デビューしただけ)

笛の起源・クマバチ飼育・
縄文遺跡・山彦など研究

苦手なもの
電話・目薬・ラベンダー

乱視・老眼・白内障
腰痛・腱鞘炎・肋間神経痛…
食卓の上は薬でいっぱい

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