「越天楽」の聖地で

クリスタルボウル演奏家の岡田路世さんと打ち合わせすることになって京都へ。
打ち合わせは夕方なので昼過ぎに京都入りして泉涌寺境内にある今熊野観音寺へ行ってきました。「越天楽」の歌詞を読んだ慈円上人の墓がある寺です。

許可をいただければお墓の前で「越天楽」を奏上したいところ。

今熊野観音寺 
慈円上人の墓所がある今熊野観音寺


まだ4月だというのにうだるような暑さ。人の少ない今熊野観音寺は静かで気持ちのいいお寺でした(駐車場も無料だし)。
越天楽」を吹きたいというと「かまへんのとちゃう」と快諾してもらえました。


慈円上人の墓 
藤原三代の墓(右端が慈円上人)


本堂の裏に小さな木戸があって坂を下ったところが広い墓地。墓地の奥にひっそりと藤原三代の墓がありました。案内板もないので記憶を頼りに「慈円上人の墓は確か左端だったんじゃないか?」とおごそかに手をあわせました(じつは右端だった)。

龍パチ(イタドリの龍笛)」で「越天楽」奏上。
ウグイスの合いの手がはいって気持ちよかったです。
(墓地の石段の修復に来ていた石屋さんにも好評でした)


次回はちゃんと慈円上人のお墓に手をあわせなくちゃ(笑)。




クリスタルボウル演奏家の岡田路世さんとはアートピクニックで知り合いました。主催者の一人、安楽寺伊藤あずみさんが場所を提供して定期的な演奏会を持つようになり、音楽的な感性をグングンのばしてきたのです。
守山もあずみさんから「応援してあげてね〜」と直接言われて、CDを作ってあげようと録音したりしました。
大切な(数少ない?)音楽仲間の一人です。

1月の火事であずみさんが亡くなり活動を休止していたのですが、安楽寺路世さんが主催していた「巨石ハンター」須田郡司さんの講演会を「あずみさんの追悼・支援」という趣旨で開くことになったとメールをいただきました。

これはもう応援するしかないデス!!


岡田路世さん 
クリスタルボウル演奏家の岡田路世さん


なんでも路世さんのヘルパーに来ている加藤妙子さんという女性が日本舞踊を踊られて、須田さんのイベントで「磐座にまつわる舞い」を披露されるとか。

路世:「踊りの曲として
出雲神楽 楽(がく)の動画を見てください」
   「その前後で守山さんの篠笛の曲??を吹いていただけませんか?」

これを守山は「出雲神楽を演奏してください」と勘違い。
動画をみたけど
出雲神楽 はテンポの速いテクニカルな曲で、しかも出雲の神楽笛を吹いている印象。
(テレビで芸能人が地元の名人に習って猛練習!! 一ヶ月後にスタジオで生演奏するヤツや!!)

守山は篠笛は吹かないけど「ひょっとして越天楽のことかぁ??」
越天楽
出雲神楽 じゃノリが違いすぎるやろぅ???)

とにかく会って話を聞かないと!!
と、急きょの京都行きが決定。


加藤妙子さんにお会いすると、京都の日本舞踊の先生。何人もお弟子さんをかかえているそうです。須田さんのイベントで「磐座(いわくら)」から「岩戸開きのウズメの舞」をイメージされているとか。
出雲神楽 」は路世さんが「例えば!!」とネットでみつけた動画のようです。

「そんな話は聞いてないし、今日は石笛持ってきてないんだけど…」(守山)

エラいことになった…

結局、加藤さんの「ウズメの舞」のイメージをうかがって構成をくみたて、石笛の代わりに天然ハーブの虫除けスプレーのキャップを代用に(笑)即興でサウンドを聴いていただいて、「守山が即興曲を録音してCDにして聴いてもらう」という形で落ち着いた。
(守山も「ウズメの舞」は演奏してみたいしねっ)


ひとまず方向性が決まったところで加藤さんと「のサウンド」や「舞踊の間」の面白さ、奥深さ。それを人に教える難しさ。「越天楽」や古代遺跡の話?で大盛り上がり!!
偶然お二人とも日曜美術館の「○△□の伝言」も見てくださっていて、守山を「エライ演奏家」と勘違いしたみたいです。

エラいことになった…


ま、とりあえずGW返上で即興曲を録音。それをたたき台に「ウズメの舞」を形にしたいです。


朝から昨日作った笛の調律をチェック。
名神の桂川PAで衣笠丼九条ネギコロッケの昼食(クマバチの巣穴を2つ発見)。
路世さんとの約束の時間に余裕があったので法然院で満開のシャクナゲを見て…


シャクナゲとフジ 
法然院のシャクナゲと藤

家に帰ってから「演奏用の上着」を脱いだら「裏返し」だったぁぁ???
(今熊野観音寺駐車場で着替えたんだけど)

「え〜〜〜〜っ!?」「俺1日中裏返しだったのかぁ〜〜っ!?」


突然裏返しの服を着て現れ、墓を間違えイタドリの龍笛で「越天楽」を吹いた守山を
泉下の慈円上人はど〜思ったことでしょう…


恥ずかしくって寝れないっす(涙)!!



テーマ : 芸術・心・癒し
ジャンル : 学問・文化・芸術

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早速、行かれたのですね( ´ ▽ ` )

守山さん、さっそく慈円上人に笛を上奏に行かれたのですね。墓を間違ったと言ってもすぐ近く。きっと慈円上人は喜んでおられますよ!また墓に来てくれるのを楽しみにしておられるのではないでしょうか。

先日撮らせて頂いた越天楽の動画を家族で拝見したところ、母が「モーツァルトを聴くと宮殿にいる気分になるけど、守山さんの笛を聴くと宮中にいてるみたいやわ〜。」と喜んでいました。

私は強引にいきなり越天楽に挑戦したのですが、上手く音が出ず、ギターで弾いてみたり、テキストの基本に返ってシャープペンシルの中のチューブをストローがわりに腹式呼吸から気長に構えて練習しています。それでは失礼します。
プロフィール

守山 鷲声

Author:守山 鷲声
笛仙人・石笛仙人
かつて「ヤッホーおじさん」
今「さすらいの越天楽吹き」

「ドレミ音階」の横笛作家
人気の笛がずっと在庫薄で
週に7日間笛を作っています
年中無休の零細製造業
6日で7本作ると1日休み
貴重な休みは神社で越天楽?

愛読書「口語訳古事記」
浮世絵(復刻)収集が楽しみ
読み切りで漫画家デビュー
(デビューしただけ)
夫婦の合い言葉「今が底!!」

笛の起源・クマバチ飼育・
縄文遺跡・山彦など研究

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