7月2日:塗装した笛の計測①

7月は31日あるのでチョッピリ余裕。

1日は「A#」になっていた在庫の笛の番号を「Bb」に変更する作業。
(谺堂ではキーの表記を「」で統一していて音楽関係者にウケが悪かった)
100本近くある笛のシールを書きなおして「鑑定書」もプリントしなおし。


2日は5月に塗装した22本の笛を在庫にあげるべく「鑑定書」に必要な計測作業。
1本につき最低30分。1日10本平均。
それでも5時間はチューナーを凝視して笛を吹くことになる。
22本なら2日じゃ無理カモ。
(守山が月に20本以上つくらないのは効率が悪くなるから)

2日の昼食は京都で加藤妙子さんからいただいたお漬け物があるので「和定食」。


和定食 
ちりめん山椒とナス、新鮮なキューリに金山寺味噌(ちょっと血圧が心配)

低カロリーなお昼を食べていて、ふと外を見ると薄暗くなっている。
いちおう洗濯ものをいれとくか…」と階段へ。洗面所の窓からはの気配がしない。
階段をあがってベランダに出たら降りはじめていた!!!?
(守山が階段をあがるのと雨が落ちてくるのが同時だった!!)


突然の豪雨 
しばらくすると豪雨(危なかった)


毎日きもちよく洗濯物が乾いてくれないと作業時間を削られてしまう。
今日はギリギリセーフ!!


この日は記入用紙の準備で手間どって予定通り10本で終了。



夕食の準備まですこし時間があったので3オクターブ目のドが出ないC#−49の修理。

7孔の笛で通常は下にあけている「捨穴」を篠笛風に上にあけると、3オクターブ目のドが通常の運指で出ないトラブルがこれまで2件あった。塗装すると出るようになったのでC#−49も大丈夫だと思っていたけど出ない。
吹口の「3オクターブ目のドのトラブル」が発生するエリアを磨いたり削ったり…
再度塗装してみたがやっぱり出ないで今日にいたる。
このまま出ないと売り物にならない。C#−49をつくった1日の苦労が水の泡

またトラブルのエリアを磨く。時々出るようになってきたが出たり出なかったり…
吹口周辺での空気の流れ」に
極限まで意識を集中して吹いていると、出る時と出ない時に「わずかな流れの変化」があることに気がついた。
そこで「流れ」がスムースになる方向に傾斜をつけてやると…

出た!!
  普通に出るようになった!!!

2オクターブ目のドが出やすくなるエリア」の傾斜不足が原因だったよう。
笛つくりの技術を完成させたゼ)」と言ってもまだまだ知らないことが出てくる。
たった1時間ほどの作業だが「新しい技術」や「気づき」がある。だから笛つくりは楽しいのだ。

なによりC#−49が販売できる笛になってくれたのが嬉しい。





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プロフィール

守山 鷲声

Author:守山 鷲声
笛仙人・石笛仙人
かつて「ヤッホーおじさん」
今「さすらいの越天楽吹き」

「ドレミ音階」の横笛作家
人気の笛がずっと在庫薄で
週に7日間笛を作っています
年中無休の零細製造業
6日で7本作ると1日休み
貴重な休みは神社で越天楽?

愛読書「口語訳古事記」
浮世絵(復刻)収集が楽しみ
読み切りで漫画家デビュー
(デビューしただけ)
夫婦の合い言葉「今が底!!」

笛の起源・クマバチ飼育・
縄文遺跡・山彦など研究

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